酵素玄米を炊く炊飯器はまだまだ一般的とは言えません。
これは酵素玄米自体の認知度が関係していると思います。
つまり、酵素玄米の魅力を知った方から専用の炊飯器にたどり着き、少しずつ市場が広がっている状態ですね。
そもそも、酵素玄米の炊飯器と一般的な炊飯器。その違いとは何なのでしょうか?
ズバリ!その圧力です。
玄米を炊くには「圧力鍋」が一般的ではないでしょうか。
確かに一般的な炊飯器で炊くとパサパサしていて美味しくありません。
ですから予め一晩、水に浸しておく等ひと手間かかる印象をお持ちの方がほとんどではないでしょうか。
これは事実そうです。
水に浸す上、圧力鍋となると手放しでは炊き上がりませんからね。
一方炊飯器は、やはりワンタッチで完成する事が最大のメリットでしょう。
しかし、一般的な炊飯器では圧力が足りません。
最近の圧力炊飯器なら酵素玄米は炊けるのか?
圧力炊飯器なら酵素玄米も炊けます。
酵素玄米の炊飯器は今ではどれも1.8気圧が基本です。
しかしいわゆる家電屋さんに置いてある圧力炊飯器は12気圧が基本です。
最近では「1.5気圧」なる圧力炊飯器もリリースされていますが、それでも酵素玄米の炊飯器には及びません。
しかも、このクラスは桁が一つ異なる最新で高級な炊飯器です。
やはり背景には、「白米を極上に炊き上げる設計」と、「玄米を美味しく炊き上げる設計」という差があるわけです。
つまり、白米を追求する側は昔ながらのかまど炊きの再現が理想ですし、酵素玄米の炊飯器は圧力鍋の再現が理想なわけですね。
ただ、どちらもガチの環境には及びません。
しかし、その目指すところが変われば、メインとなる機能も異なります。
やはり玄米はその構造から考えても、高圧力無しには美味しく炊けませんね。
酵素玄米の炊飯器はあくまで玄米と向き合っています。
ですから、玄米炊きはもちろん、発芽モードが付いていたり、炊いた後数日寝かせる事まで想定されているわけです。
将来的にはどのメーカーも酵素玄米の炊飯器をリリースすると私は確信しています。
それは冒頭お話した通り、酵素玄米の普及率が大きく関係してくると思います。
兎にも角にも、酵素玄米を経験してみて下さい。
玄米のイメージが180度変わるでしょうから。