酵素玄米の炊飯器を調査していて気付いた事があります。
それは、酵素玄米の炊飯器をリリースしている各社共、製造を韓国のメーカーに依頼しているという事です。
何故なんでしょうか。
やはり日本人は国産神話が根付いています。
ですから、「韓国製」と聞くと不安になる方も多いかと思います。
そういう方の為に、韓国製となった背景、その理由を探ってみました。
炊飯器に限らず、日本の製造業は韓国製に遅れをとっている?
韓国ドラマなんかを見ている方はピンとくるかもしれませんが、何だか家電製品が先進的だと思った事ありませんか。
製造業においての国産神話が崩れるような話題ですが、ここ数年の成長でいうと遅れを取ってしまったと言わざるをえません。
中国人が日本に来て爆買いしているのは周知の事実だと思いますが、韓国人では聞いた事がありません。
今やAppleですから韓国メーカーの技術を採用するまでに至っていますから不思議ではありません。
例として、酵素玄米炊飯器の中でも人気の高い「CUCKOO New圧力名人」を製造している「クックエレクトロニクス社」は、600億近くの資本金を持つ超大手メーカーです。
韓国ではオリジナル商品が販売されており、そのオリジナル商品をベースにして、日本向けにカスタマイズされたものが「CUCKOO New圧力名人」です。
一昔前は韓国から日本にゾウさんのマークが付いた炊飯器を買いに来る時代であったのに、今は逆転現象が起きているようです。
もちろん国内メーカーも白米を炊く事については世界トップレベルですね。
しかし、玄米を炊くとなると圧力が重要になります。
それらの特許は既に取得されているようです。
ですから、国内メーカーは別のアプローチを取るかお金を払ってその技術を使用する必要があります。
しかし、酵素玄米はまだそこまでの市場に発達しない。
ですから、国内メーカーから酵素玄米炊飯器がリリースされるのはもう少し先になるのでしょうね。
実際酵素玄米炊飯器をリリースしているメーカーも国内製造メーカーへ製造を依頼しスタートしています。
しかし誰もが知る大手ではありませんでしたから、撤退が相次いだわけです。
そこで名乗りを上げたのが韓国の大手メーカーであったというのが背景にあるようです。
ですから、各社共韓国のメーカーへ製造を依頼しているわけですね。
ただ、必ずそういう時代がやってくると私は確信しています。